| 民主党大会・ホームレス施設視察 (2004/12/20) | ||
| 朝7時半から両院議員懇談会、福岡市内・北九州7ヶ所での街頭宣伝を前に意思一致。8時から観光バスに分乗して出発、私は博多駅前で9時半までビラまき、来年4月の衆議院福岡2区の公認候補に平田まさのりさんが決定したことを報じる「民主号外」を通勤客に配布しながら、党幹部がマイクで次々に訴えた。 10時からが民主党定期党大会。岡田代表は次の通り挨拶された。 「昨年の総選挙、本年の参議院選挙で比例第1党になり、2大政党と政権交代という転換点を日本は迎えた。第1関門は次の総選挙で民主党単独で過半数を占めることであり、来年はそのために根を張り枝を張る土台になる重要な一年だ。 全員野球で頑張るが、私自身が人の話を聞く柔軟性と、いざというときに決断力を持ったリーダーを目指したい。党改革は7割がた完了しあるいは着手することが出来た。 地方基盤を充実するため空白区を無くし、3人以上区は複数立候補にむけ努力したい。一人ひとりが国民の立場に立った政治家になるため、日常活動を強化してもらいたい。 民主党が政権を担えばこうなるという明確な姿を提示したい。来年は『日本復活ビジョン』をまとめ、環境・災害・農林・福祉の分野で地域再生を目指す。『緑のダム構想』『農林漁業再生プラン』『学校教育分権プラン』などを明らかにしたい。 年金問題は国会できっちり議論しなければならない。日本外交の再構築も必要だ。日米関係は大切だとしても、最後にイエスでは外交でない。アセアン経済統合と中国との対話を重視する。」 次に、川端幹事長から、党務報告、活動方針、党規約改正などの提案があり、一括全会一致で採択した。その後、松本龍福岡県連会長から紹介があり、来年4月の衆議院福岡2区補欠選挙の公認候補者に決定した平田正源(まさのり)さんが登壇し、満場の拍手の中力強く決意表明を行なった。 平田さんは37歳、19歳のとき交通事故で車椅子生活になったが、アメリカの大学に進学し、ボストン大学卒業、ノートルダム大学ロースクールで博士課程を修了し、カリフォルニアとワシントンDCで弁護士登録した不屈の精神力と努力の人であり、是非当選に向けて突き進んでもらいたい。 大会終了後、北九州市でホームレス問題の視察。午後2時前に「NPO法人北九州ホームレス支援機構」を訪問し、奥田知志(ともし)理事長から実施している事業、今後検討している事業について説明を受け、現行の自立支援法の弱点などについて意見交換を行い、「自立支援住宅」の見学と入居者との交流もさせていただく。 北九州市では約4百名弱のホームレスがいるが、生活実態調査では「仕事をして自立したい」が8割、緊急的な一時宿泊場所である「シェルター利用希望」が8割、就労による自立を促進する「自立支援センター利用希望」が9割という高率であるという。 支援機構では意思ある人を支援するため借り上げたアパートに入居させながら、共同で様々なプログラムを実施しており、自立した累計で2百人超、ホームレスに戻った人はわずか3人と大きな成果だ。そして、就労と自立後のケアーに力を入れているということだった。 奥田理事長の「これも大変なことに違いないが、居宅が無い、仕事が無い、衣服や食事に困窮しているという物理的な“ハウスレス”と、家族、人間関係、人間の尊厳を失ってしまった“ホームレス”は違う。自立が孤立にならないようにしないと…」という言葉が強く印象に残った。 「自立支援住宅」では、現入居者と自立したOBの交流会が行なわれていたが、奥田理事長のお話を証明するかのように、OBの一人が「ここで暮らして(規則違反で)失敗したことが今役立っている。これまでの人生で一番良い生活が出来ており、この生活を維持する自信は100%ある」と訥々とだが話されていた。 移動して、午後3時半に「北九州市ホームレス自立支援センター」を訪れた。保健所を改装して本年9月北九州市が開設、社会福祉協議会が運営し、一部、奥田理事長のホームレス支援機構が運営受託しており、50名が入居している。 施設長の村上萬治氏、支援機構の生活相談員森松長生氏から説明を受け案内いただいた。現在、1人がアパートに移り、2人が病気入院、12人が就労しており、6ヶ月以内で自立を支援していくとのこと。調査では、239人が入所を希望しており、欠員(自立)が出れば利用調整会議で検討し、緊急度が高い順に入ってもらう予定だとの説明だった。 いずれにしても、北九州における対策は、市とNPOとボランティアが連携しながら細かく進められており、大規模な大阪はまだまだだと実感した。 この後、福岡空港に送ってもらい、7時の羽田行きJALに乗るが、故障で関空に緊急着陸、代替機に乗り換えて、宿泊する羽田空港内のホテルに到着したのは午後11時前になってしまった。 |
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