安倍政権の危険性      (2006/09/26)
  

 本日、第165臨時国会が召集され首班指名選挙で安倍晋三氏が第90代首相に選出された。夕刻に組閣されたこの政権は、小泉内閣を引き継ぐとともに、一層平和に脅威を与え、国民に犠牲を強いる危険な側面を有している。

憲法改正と集団的自衛権行使へひた走り、米軍再編とあわせて防衛庁の 「省」 への昇格を企図し、戦後民主主義を支えてきたアジアへの侵略と植民地主義の反省という歴史認識を覆し、憲法付属法としての 「教育基本法」 の改正にこだわり、「靖国」 などをあいまいにアジア諸国との友好より米国追随・米一辺倒の外交を進める 「タカ派」 政権の誕生だと私は考えている。

『同時多発テロ』 を契機に、『国際テロとの戦い』 と位置づけたアフガン侵攻、大量破壊兵器を口実としたイラク戦争の虚構と泥沼化に米国民、英国民の批判が高まり、ブレア政権も一年以内の辞任を表明した。スペイン・イタリアではイラク派兵を契機に政権交代が起こった。“ネオコン” で周囲を固めたブッシュ政権の支持はいよいよ低迷している。

国内的にも 『二極化と格差拡大』 『福祉・社会保障の削りこみ』 の影の部分が社会全体の閉塞感と凶悪犯罪の多発に現れている。

公正と共生、平和を瞳のように大切に世界に信頼される国日本を再生していくために、政治決戦はいよいよ近づいてくる。 『政治は生活である』 と民主党が全力で訴える日が。


      ( 元へ戻る )


     




 い な み の ひ と こ と