議員宿舎      (2007/01/11)
  

衆議院赤坂議員宿舎の竣工を前に豪華な宿舎の家賃が国民の批判を浴びている。3LDK82平米9万2千円余は安すぎるという批判だ。議員の東京生活、私の経験をお伝えして支持者の皆さんのご判断を仰ぎたい。

一期生で党役員・常任委員会の理事などの役職のない私の場合、国会開会中の生活は、金曜日の夕刻に帰阪し、週末地元活動に専念して、翌週の月曜日の夜あるいは火曜日の早朝に上京するのが常だった。平日、どうしても大阪で出席しなければならない会合があると、(東京駅、新大阪駅いずれも)21時18分発の最終新幹線を利用することも多く、平均週3往復、多忙であれば一日1往復半の時もある。

したがって九段の議員宿舎に宿泊するのは国会開会中で火・水・木の3日間、閉会中は党や国会の仕事があるときのみ上京するという生活だった。入居する時に買い揃えた家電製品は冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、小さな液晶テレビ、下着を手洗いした後の脱水機のみで、整理ダンスもなくパイプ式の背広やコートを架ける洋服架けだけだった。

当然“単身赴任”だから九段宿舎の3LDKは大きすぎて、3寝室を使わず、食卓と応接セットが備え付けられたLDKのみを使用し、布団もそこに引いていた。ほとんどが外食で、何も予定がない夜はJR飯田橋駅前の夫婦だけでやっている小料理屋に寄って夕食兼晩酌を済ます生活だった。家族が一緒に住んでいる部屋もあったと思うし、すべての議員がこんな生活だとは言わないが、民主党の新人議員のほとんどが同様だったと思う。

結論的に言えば、国会近くに議員宿舎は必要であるが、豪華で広すぎる家族向けの宿舎は一部にニーズがあっても、多くは1LDKぐらいで十分だと考える。私が議員になった時には赤坂宿舎はすでに建替え中で意見を言う場もなかったが、ニーズに応じた広さの宿舎を用意し、議員本人の選択に応じて国民に納得される家賃を決めればよい。

私が国政に復帰すれば、赤坂宿舎は当然希望しないし、壊されていなければ、46平米の青山宿舎を選ぶつもりだ。



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 い な み の ひ と こ と