内閣改造に思う     (2007/08/29)
  

27日内閣改造が行われ第2次安倍内閣が出発しました。特徴としては町村派・伊吹派・高村派・津島派(額賀財務相)・麻生派・二階グループと、閣僚・党三役に派閥の領袖クラスを多用した点、官房長官に与謝野氏を起用し、官邸主導から霞ヶ関の官僚との調整重視に転換した点だと考えます。

選挙直後から退陣要求していた舛添厚労相を閣内に取り込んだり、地方重視を強調するため増田寛也前岩手県知事を民間から登用していますが、自民党の歴史的敗北から「延命優先、改革修正(朝日新聞28日朝刊)」とマスコミにも受け取られています。

いずれにしても、9月10日にも召集が予定されている第168臨時国会が正念場です。参議院先議による民主党議員立法を提出し、『生活が第一』を国民に具体的に示すこと。11月1日期限切れを迎える「テロ特措法」など、衆議院で強行される国民に背を向けた悪法を参議院で阻止すること。国政調査権を活用して年金をはじめ省庁の情報開示を求めるとともに、「政治とカネ」の不透明な関係を追及すること。問題閣僚には「問責決議案」を提出し慣例により参議院での答弁を封じることで実質辞任を求めるなど、逆転の参議院を武器に強力な国会活動が可能になっています。

参議院選挙での「民主党への期待」を「民主党への信頼」に変えていくことが重要です。臨時国会の状況次第では年内解散・総選挙もありうる訳ですし、早期に解散に追い込むことが民主党の戦略であり、国民の期待に沿うことだと考えますが、参議院が逆転するだけでこれだけ政治が変わるとの成果を具体的に見えるようにすることこそ最優先すべきです。あせらず、油断せずが現在の私の心境と言えるでしょうか。



      ( 元へ戻る )


     




 い な み の ひ と こ と