一挙に政局へ      (2008/07/29)
  
連立与党内での混乱が続いています。昨日、首相官邸で開かれたのは『政府・与党政策懇談会』、来年度予算案の概算要求基準についてとなっています。福田総理、自民党、公明党の考え方に隔たりがあって党首会談も開催できずに推移しています。

公明党の思惑は私がかねてから予想していた解散へのプロセス、つまりは福田退陣→自民党総裁選→新内閣誕生→21年度政府予算案策定→1月冒頭解散なのでしょう。

臨時国会9月下旬召集の主張も、内閣改造への冷たい視線もその表れなのでしょうか。

一方自民党内部も8月下旬召集と公明党に同調する9月下旬召集に分裂しています。福田政権への“立ち位置”の違いからでしょう。

となると、8月上旬に福田総理が内閣改造を断行するかどうかが一つの判断材料になります。改造できないとなると求心力を失い“福田おろし”は一気に火を噴くことになります。

内閣改造を行ったとしても、支持率が浮揚しないと“福田おろし”が進行します。いずれにしても進退が極まれば総理として「やけくそ」で解散に打って出ることも十分考えられます。ハプニングで臨時国会冒頭解散がありうるとの風評はこのシナリオです。

09年度概算要求基準(シーリング)では道路特定財源を一般財源にした場合の使い方には一切触れていませんし、基礎年金(国民年金)の国庫負担2分の1への引き上げ財源にも言及していません。

漁業支援や「5つの安心プラン」など弥縫策(ビホウサク=つくろいを縫い合わせる)で乗り切れるものではありません。政権選択の総選挙が一歩近づいたと考えなければなりません。 


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 い な み の ひ と こ と