福田改造内閣の性格       (2008/08/06)
  
福田改造内閣の成立についてマスコミが様々な裏情報を書きたてています。皆さんも顔ぶれに新鮮味がないと受け止めておられるかも知れません。

私は、福田総理としては精一杯の人選だったと考えています。麻生太郎氏が幹事長に、幹事長だった伊吹文明氏が旧大蔵官僚として財務相に、骨太方針の中心にいる経済財政担当に与謝野馨氏が、今秋の臨時国会で最大の争点になる道路特定財源問題、自民党道路族との熾烈な権力争いのため元政調会長谷垣禎一氏が国土交通相に、小泉改革の置き土産と一線を画し、国民の批判をかわそうとの布陣になっています。

しかし、私の『励ます会』で鳩山幹事長がおっしゃったように、この布陣で解散総選挙が行われ、万が一連立政権が続いたとすると、国民の信を得たと消費税の大幅引き上げなどを必ず強行する「増税布石内閣」であることもまぎれのない事実です。

その意味からは、相手方の敵失(エラー)をお互いに期待するというより、“がっぷり四つ”に組んで政策と路線で国民に選択を求める総選挙になると予想されます。

福田改造内閣が小泉構造改革と一線を画すと言っても、古い利益保全型の自民党政治に戻ることを意味するだけですから、来年度予算で大盤振る舞いをしようと、原油高対策で個別保障をしようと、小手先だけの弥縫策(一時逃れにとりつくろって間に合わせる方策)であって、官僚主導の政治と行政の仕組み、現われている“天下り”や税金の無駄遣いが根本的に改まるとは考えられないからです。


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 い な み の ひ と こ と